【白黒思考から「グレーでもいい」になるまで 自分を責めすぎないでね】

【白黒思考から「グレーでもいい」になるまで 自分を責めすぎないでね】

こんにちは。
CHIKAKOです。

 

 

あなたは、何か自分にトラブルや問題が起こった時、「わたしが100%悪いんだ」と、そのトラブルや問題の責任が全部自分にあると無意識に思ってしまったことはありませんか?

 

 

でも実際は、あなただけが悪いわけではないかもしれません。

 

 

実は、わたしも何かにつけて、「わたしが100%悪いんだ」「わたしの方が変わらなきゃ」という「ゼロヒャク思考」「白黒思考」の癖にハマり、わたしは悪くないと一瞬思えたとしても、「相手にも理由があるんだよな…」と思ってわたしの気持ちを自分で無視して、やっぱりわたしのせいだと思ってしまっていました。

 

 

ところが、ある日驚きの事実を知ることになったのです。
今日は、その時のお話しをさせていただきます(^^)

 

 

 


 

 

ある事件とは?

 

小学生の頃、体育の授業でサッカーをしていた時のことです。わたしのところにボールが来たので、周りを見渡し、味方チームの方へ届くように思いっきりボールを蹴りました。すると、そのボールがなんと女の子の顔に思いっきりあたってしまったのです。。。

 

 

女の子は泣き始めました。そしてみんながその女の子の方へ集まっていき、「大丈夫?」などと声をかけ始め、わたしはその場にひとりぼっちになりました。「どうしよう」「わたし悪いことしてしまった」「怖い、悲しい、ひとりぼっちになってしまった」わたしはそんな気持ちです。すると、ある男の子が近づいてきてくれて、「大丈夫か?」と言ってくれました。わたしは、その言葉に安心したのか、ついにわたしも泣き始めてしまったのです。それでも、「ひどいことをしたという自責の気持ち」が強烈に残っていました。

 

 

実は今、訳あって公認心理師さんのカウンセリングをオンラインで受けています。
この話をカウンセリングでした時のことを少しお話しさせてください。

 

 

 

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カウンセリングの話

 

カウンセラーさんに、
「たとえばこれを事件として考えてみましょう。CHIKAKO(わたし)さんがサッカーボールを蹴って、相手の女の子にそのボールがあたったという出来事を、事件としてみてみましょう。」

 

 

「そして、CHIKAKOさんとその女の子の過失割合は、実際に何対何だと思いますか?」

 

 

と聞かれました。
わたしはすぐさま

 

 

「わたしが100%悪かったです」

と答えました。
すると、カウンセラーさんにこう言われたのです。

「それは違いますよ。相手はボールをちゃんと見ていたり、練習をしていたらボールを避けることができたはずですよ。だから、過失割合は50対50なんです。CHIKAKOさんが100%悪いわけではありません」

こう言われたのです。
わたしはこの事実に非常に驚きました。

 

 

「え?半々なの?みんなそう思うの?うそでしょ?」
「わたしはどれだけ自分を責めてしまっていたのだろう」と。

 

 

そして、一つの事例を挙げて話してくださっただけなのに、あのことも、あのことも、あのことも、「全部わたしが悪いわけではないのかもしれない」と思えるようになったのです。

 

 

正直、そんなふうに思ったことはなく、かなりの衝撃でしたが、ものごとの捉え方に少し新しい意識が加わって、かなり心が楽になりました。

 

  


 

 

 

知人の言葉

 

またある知人の方には、

 

「それだけ自分のことが悪いと思ったり、罪悪感を感じたり、自分を責めたりしてきたのに、ここまで立派によく生きてこれましたね!逆にCHIKAKOさんはメンタル強いんじゃないですか?普通の人は、人のせいにしないと生きていけないから人のせいにするんですよ」

 

 

なんて言われて、「そうなのか…普通は人のせいにできちゃうんだ」とちょっとしたショックを受けました。しかし、確かにここまで生きてくるのに本当に辛くて苦しくて大変な思いをしてきたのに、ここまでちゃんと生きてこれたことに、よく頑張ったねって自分に思ってあげられるようになったのは事実。これもまた新しい大きな気付きになりました。

 

  

 

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新しい気づきと視点

 

何でもかんでも自分のせいにしていると、本当に病みますよね。でも、自分を責めている時は、本当に自分で気づけませんでした。この世の終わりのような、とにかく自分を否定しまくっていました。

 

 

しかし、こうやってオンラインではありますが、対面で専門家の方にお話を聞いていただき「客観的な視点で見てもらうことで、私自身にも客観的な視点が生まれ、そんなに自分のことを責めなくてもよかったんだ」と思えることが少し増えたような気がしています。

 

 

そして、単純に「どっちが悪いか」ということを決めることが大事なのではなく「どっちにも悪いところがある」「でも、その状態でもいいんだ」「どっちかに決めなくてもいいんだ」という間に存在する「グレーな部分があってもいいんだ」ということにも気付かせていただきました。

 

 

もし、わたしと同じように無意識に自分を責めたり、自分だけが悪いと感じたり、罪悪感に苦しんだり、ゼロヒャク思考、白黒思考に悩む方がいらっしゃれば、わたしの「サッカーボールを女の子の顔面にあてちゃった事件」の一例を参考に「自分だけが100%悪いわけではないかもしれない」と思い出すきっかけになれば嬉しいなと思います。

 

 

 


 

 

 

私自身、実はアダルトチルドレンであり毒親育ちでもあります。どうにもこうにも苦しくて、心理学やさまざまな方が発信してくださっている情報から「わたしはアダルトチルドレンなのではないか」そう思うようになりました。

 

 

そして、自分と向き合う度に「これは一人での解決は難しそうだな」と感じ、専門家の方の力を借りて、過去から何度も繰り返している夫婦問題に踏み込むために、そして、これからの人生、健全な人間関係を築いていくためにカウンセリングを受けることを決心したのです。

 

 

これから、お料理やわんこのことだけでなく、カウンセリングで学んだことや気がついたことなどもこのWebsiteで発信していくつもりです。

 

 

今もなお、自分らしい生き方を模索中の40代ではありますが、少しでも心健やかな毎日を送れるよう取り組んでいこうと思っています。

 

 

ご興味のある方は、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまたお会いしましょう。

 

CHIKAKO

 

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