こんにちは。
CHIKAKOです。
仕事や日常生活の中で、努力が報われず、悔しくて苦しい思いをしたり、もう努力は疲れた…と感じる瞬間って、ありますよね。あなたも経験したことがあるのではないでしょうか。私自身も、努力が報われたと感じる時もあれば、努力が報われないと感じる時もあります。このような体験から、「努力」という概念には、二つの視点があるのではないかと考えるようになりました。
「努力は報われる」と感じている人と、「努力は報われない」と感じている人。実は、双方には異なった視点があり、今日はその違いを探り考察してみようと思います。あなたの努力は、本当に報われていないのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
1.努力が報われたと感じる場合
あなたの努力が報われたと感じる時は、どんな時でしょうか。
例えば私の場合。眼鏡のセレクトショップの販売員だった時のことを、少しお話しさせてください。眼鏡のセレクトショップには、世界各国のデザイナーさんからたくさんの眼鏡が届きます。お店に展示する前に、それらの眼鏡の細かな部分のチェックや特徴を理解したり、それ以前にも、各眼鏡ブランドのコンセプト、歴史、デザイナーの意図などを理解していなければなりません。
それらの準備を行なった上で、接客の際、お客さまの求める眼鏡を一緒にセレクトしていきます。お客さまの求める眼鏡の形、お仕事で使うのか、プライベートで使うのか。眼鏡を医療機器として選ぶのか、ファッションとして選ぶのか。そしてお客さまのライフスタイルにも寄り添いながら、眼鏡を選んでいきます。その結果、お客さまが納得できるたった一つの眼鏡を選ぶことができ喜んでいただけた時、「私の努力が報われた」と感じます。
会社のプレゼンテーションやイベント、受験勉強や試験勉強などでも、このような達成感を感じることができるのではないでしょうか。
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このように、ある期限までに、あるいは短い期間で一定の成果を目指す場合、望んだ結果が得られると、その結果が目に見えるため、「努力は報われた」と感じやすいでしょう。
3.努力が報われないと感じる場合
一方、努力が報われないと感じる場合も考えてみましょう。
もし、あなたが努力が報われないと感じているのであれば、それは、あなたが一分一秒、日常的に努力を続けているからかもしれません。
例えば…
・常に姿勢を正す
・所作を美しく丁寧にする
・人には敬意を持ってコミュニケーションを取ろうとする
・優しく丁寧に人の話を聞き、優しい声で話す
などなど。これらは私の例に過ぎませんが、あなたにも「毎日自然に努力していること」や「努力が普通になっていること」ってないでしょうか。これらの多くは、他人から見た場合、「あなたが努力して体得してきたものではなく、もともとあなたが持っている素質」と思われる場合が少なくないかもしれません。
しかし、この姿は実はあたり前ではないんですよね。あなたが、さまざまな体験や経験を積み重ね、得てきたこと学んだことを自分に落とし込み、そして全身で表現しているんですよね。ヘアスタイルや洋服、持ちもの、それらはあなたの隅々にまで、映し出されているはずです。まさに美しき努力だと思います。それにも関わらず、この努力はなかなか理解されない。そして、そもそも見えにくい(^^;)
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だから、私たちはこの日常的に努力していることに対して「報われない」と感じてしまうのだと私は考えています。その結果、努力しているのに、それについて他人からの理解や評価が得られないという「フラストレーション」が生まれるのだと思います。
4.感じ方の違いには、視点の違いがある
私が田舎へ帰ってきた当初、「努力は報われる、努力は報われない論争」で、ある方（以降Aさんとします）と少し喧嘩のようになってしまったことがあります(^^;)
Aさんはビジネスをしていて一定の期間ごとにイベントや売り上げの目標があり、そこに向かって行動し努力されていました。一方の私は、休むことなく日々、自己成長の努力を続けていて、これには終わりがありません。
Aさんは、努力は報われると力説し、私は努力は報われないと力説します。いつの間にか、お互いに自分の意見を受け入れてもらうために、終わりのない話になり気まずい空気になってしまいました。なので、言い過ぎましたと謝罪し、私はその場を去っていったんその話は終了します(^^;)
このできごとからもお分かりいただけるように、この時のAさんは期間や期限がある努力の話をされています。集客や売り上げなど、一定の結果が見えやすいので、努力は報われると捉えやすいです。一方、私の視点での努力には期限がなければ終わりもありません。日常的な内面の努力は終わりなき努力なので、努力は報われないと捉えやすくなってしまいます。このように、「努力が報われる」、「努力が報われない」という感じ方の違いには、その人の努力に対する視点や捉え方に違いがあるということに気がついたのです。
視点を変えると、救われることもあります。
【白黒思考から「グレーでもいい」になるまで 自分を責めすぎないでね】
一分一秒、日常的に内面の努力をしている場合、「努力が報われない」と感じる場面は多くなってしまうでしょう。なぜなら、この「日常的な内面の努力」は他人からは非常に見えにくく、「結果」として見てもらえない場合が多いからです。
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しかし、このような見えにくい努力こそ、多くの方に気づいていただきたいと私は思います。なぜならば、美しい姿勢や所作、人と丁寧で穏やかなコミュニケーションを取ろうとする姿、優しさなどには、「人に対しての敬意が表れているから」です。
これを他人に対して平等にできるということは、深い経験とそこからの多大な努力があったに違いないと、私は想像します。他人への敬意は、健全な人間関係を築く上で欠かせません。そのことを、あなたは心の奥で理解し行動した結果、今のよき人間関係を築けているのではないでしょうか。つまり、あなたの日常的な努力によって、あなたもあなたの周りの方々も報われているのです。あなたの努力は、確かに報われています。
また、このように、「努力に対する視点の違い」に気づきそれを認め合い受け入れることで、人とのコミュニケーションも一層深まり、より良い関係を築く助けになるでしょう。
5.努力を続ける意味
「努力が報われる」と感じる人と「努力が報われない」と感じる人がいる理由には、努力に対する視点や捉え方に違いがあるからということに気がつきました。
目標を定め、一定の期間で成果を上げることは、わかりやすい結果を得ることができ、その過程で自己成長に繋がります。一方、日常生活における内面的な努力は、人生において長期的な成長や健全な人間関係の構築に非常に役立ちます。
たとえ、目に見える成果や結果が得られなくても、あなたの周りの人との人間関係が、今どのような関係性なのかを見つめたり、自己と向き合う努力を続ける中で、あなた自身の成長を実感することができるのです。その結果、あなたはあなたの「努力が報われた」と気が付くでしょう。
今日も最後までご覧にただきありがとうございます。
それではまたお会いしましょう。
A bientôt 👋
CHIKAKO
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