こんにちは。
CHIKAKOです。
パリでオリンピックが開催されていますね。パリの街中で行われている競技もあり、映像を見ているとかつてパリに訪れた時のことを思い出し、またこの街を歩いてみたい、とパリに想いをはせている私です。パリとの時差は約7時間ありますが、夕方からの競技を私はよく見ています(^^)
そんな今日は、2011年に訪れた私のパリの思い出にひたってみようと思います。実際に、私が訪れたパリのおすすめのチョコレートショップや宿泊したホテル、有名な観光地、そして生きている間に一度は訪れてほしい三つ星レストランも、最後にご紹介させていただきますので、よかったら最後までお付き合いください。ではいってみましょう。
【おすすめ】フランスの老舗高級チョコレートブランド「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」
こちらが、ラ・メゾン・デュ・ショコラ セーヴル店。
ラ・メゾン・デュ・ショコラは、当時の旅の目的の一つにもしていたほど、訪れてみたかった場所です。パリのメトロ駅「セーヴル・バビロン駅」に面するラスパイユ通り(ル・コルビュジエ広場)を渡った先、セーヴル通りの右手に位置しています。
こちらのお店では購入はしていませんが、試食をさせていただきました。店内は決して広くはありませんでしたが、お店の方も非常に丁寧で優しく、友好的な印象でした。とにかく、可愛くて可愛くてずっとテンションが上がりっぱなしだったのを思い出します。本当にうっとりするほど。
「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」をもっと知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
お店を出たら、トレンチコート姿の杖をついた素敵なマダムがチョコレートを眺めていて…それだけなのに「なんとおしゃれなことか!」とついつい写真におさめてしまいました。さすがフランスです。絵になりますね。
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そして、チョコレートを購入したのはこちらのラ・メゾン・デュ・ショコラ フランソワ・プルミエ店。
シャンゼリゼ通りから凱旋門に向かって左手に抜けるピエール・シャロン通りに入り、150mほど進むとフランソワ1世通りに突き当たります。ちょうどその手前の角左手にラ・メゾン・デュ・ショコラ フランソワ・プルミエ店は位置しています。
旅行で訪れたのはクリスマスシーズンだったので、どのお店もロマンチックなイルミネーションで装飾されていて、可愛いイルミネーションや建物をたくさん見ることができました。ただでさえ美しいものばかりなのに…もうなんて言ったらいいか…とにかく私の目に映るものすべてキラキラで美しかったです(^^)
これなんて可愛すぎませんか(^^)
ラ・メゾン・デュ・ショコラ フランソワ・プルミエ店では、実際に職場のスタッフさんにお土産としてチョコレートを購入して帰りました。確か、もう13年前(?)の話ですが、当時は日本人のスタッフの方がいらっしゃって、お買い物もとてもスムーズにできた記憶があります。
こちらの記事で「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」について詳しくご紹介していますので、よかったらご覧ください。
パリのおすすめホテル 「Eduard VII(エドワール セット)」
私がフランスへ訪れた時に宿泊したホテルが、こちらの「Eduard VII(エドワール セット)」。
四つ星のホテルです。
オペラ通りに面した非常に便利な場所に位置しています。
お部屋はクラシック+モダンな感じでとても落ち着く空間です。
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そして、朝食はこちらのスペースでブッフェ。パンやチーズがなんと食べ放題です。
フレッシュジュースもとても美味しかったです。
ホテルのお部屋からの景色も素晴らしかったです。
オペラ・ガルニエが見える位置で、なんとも優雅な気持ちになれます(^^)
当時、もう13年前の話ですが、ホテルにも日本人のスタッフの方がいらっしゃって、お会いした時にご挨拶もできたので、なんだか安心感を覚えたのを思い出します。他の現地のスタッフの方も気さくで本当に安心できるホテルでした。今はもしかしたら、フランスのあちらこちらで、もっと多くの日本人がご活躍されているでしょうね(^^)
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そして、何よりこのエドワール・セットをおすすめしたい理由が、「徒歩で移動がしやすい」ということ。オペラ・ガルニエへはお部屋の景色からもわかるように、歩いてすぐに行けますし、フランスの老舗高級デパート「ギャルリー・ラファイエット」、「ルーヴル美術館」、「ノートルダム大聖堂」、「オルセー美術館」、「オランジュリー美術館」、「チュイルリー庭園」、「コンコルド広場」、などなど、パリ中心の観光では外したくない場所に徒歩で移動できます。
また、ホテルの隣には、パティスリー界のピカソと呼ばれるピエール・エルメ(フランスのパティシエ・ショコラティエ、)のブティック「ピエール・エルメ オペラ店(マカロン・ショコラ)」もありますし、フランスの大手スーパー「モノプリ」も同じオペラ通りに位置し非常に近い場所にあります。外貨両替もこのオペラ通りに確かあって、利用した記憶があります。
このエリアがおすすめなのはもちろんですが、フランスパリに旅行に行かれる際は、ぜひ「Eduard VII(エドワール セット)」に宿泊して、パリの街を歩いて楽しんでみてはいかがでしょうか。ただし、オペラ・ガルニエ周辺にはスリがいましたので…十分気をつけて訪問してくださいね。13年前の話ですが…。
Eduard VII(エドワール セット)のHP
https://www.hoteledouard7-paris.com
【街歩き】フランスの魅力的な場所
ここからは、私が実際にパリの街を歩いて見てきたもの、おすすめのスポットや観光地などをご紹介します。パリの街歩きの参考にしていただけると嬉しいです。
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①セーヌ川
どこの橋を渡ったかは忘れましたが…とにかく景色がいいです。歩く足を止めて、ゆっくりと川と緑と建築物を眺めてみてはいかがでしょうか。ここでパリオリンピックのトライアスロンが行われているとは、当時、まったく想像していませんでした。
②パッサージュ
Passage(パッサージュ)とは、通路や抜け道のことで、雑貨屋さん、本屋さん、カフェなど、さまざまショッピングや食事を楽しむことができます。アーケードや商店街のような感じですね。いろんな場所にあって、レアなお店や、確か歴史あるホテルもあったような…歩いて楽しむには非常におもしろい場所だと思います。可愛い絵葉書を販売しているお店もありました。場所によって雰囲気も違うので、その違いを楽しむのもおもしろいと思います。
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③カフェ
すいません、先に言っておきます。カフェはすべて名前を忘れてしまいました。街を歩きながら有名店や自分の好みのカフェを見つけてふらっと入って、そのカフェの雰囲気やお料理の特徴などを楽しむのもいいですね。パリの街をを歩く時間はもちろん、休憩するカフェで過ごす時間までもすべて、おしゃれな時間になるからパリは不思議ですね(^^)何より、お茶してる人がみんな楽しそうで、「この文化いいなー」って思いました。浮かれてますね、私。何から何までおしゃれなパリです。
個人的に、次の写真のクロックムッシュをいただいたお店がとても好きになったのですが、お店の名前を思い出せません。何がよかったかというと、パリのカフェ全体に言えることなのですが、店員さんがかっこいい!!というのも、「見た目が」というだけではなく、比較的シブ目のおじさまがカフェの店員さんをされているお店が多い印象があって、非常に誇りを持ってお仕事をされている雰囲気がかっこいいなと思ったわけです。日本だと、カフェ店員さんは学生さんが多い印象です。学生さんが決してダメだというわけではなく、かっこいい制服を着たおじさまのギャルソンさんのオーラというか空気感に非常に魅せられたわけです。
サービスも本当にスマートでニコッと笑ってくれたり、とにかく素敵。日本でも、カフェ店員さんの地位がもっと上がって、大人が選ぶ立派な仕事の一つになっていくといいなと思います。
④街並み
パリの街を歩く醍醐味はなんと言っても街並みでしょう。
私が気まぐれに撮影したパリの街並みをご紹介します。
こちらはモンマルトル。サクレ・クール寺院へ向かう途中の階段で撮影しました。
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せっかくなので、サクレ・クール寺院も載せておきます。
こちらはサクレ・クール寺院からの景色。
ちなみに、サクレ・クール寺院へ行くまではさまざまな道があってずっと上りの坂道なのですが、どの道を通ってもサクレ・クール寺院へ到着するようになっているそうです(^^)
雨上がりのParis。
オペラ・ガルニエからの景色。
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憧れのブティック巡り。
こちらは、フランスの眼鏡ブランド「Anne et Valentin(アンバレンタイン)」。トゥールーズの自然や景色からインスピレーションを得てデザインされた眼鏡ブランドです。元眼鏡セレクトショップ店員の私は、嬉しくて写真を撮ってしまいました。こちらは「マレ地区」のブティックです。
この他にも、マドレーヌ寺院、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通りなど、有名な歴史ある観光スポット周辺を歩いていると、たくさんのおしゃれなカフェやショップに出会います。歴史ある街の中に洗練されたショップが点在しているので、パリの街を歩くことで、歴史を感じながらさまざまな刺激を得、楽しむことができるのではないでしょうか。
フランスパリに訪れる際は、ぜひ、街を歩いて楽しむことも選択肢の一つにしてみてください。
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一度は訪れてほしい三つ星レストラン
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後は、「生きている間に一度は訪れてほしい三つ星レストラン」をご紹介します。
歴史ある素晴らしいレストランは、ガチガチで緊張しそうなイメージがある方も多いかもしれません。しかし、そのような歴史あるレストランこそ、お客さまをフラットな目で見てくれ丁寧なサービスを提供してくれます。なので、ぜひ、安心して訪れてみてほしいなと思います。
①Restaurant Le Meurice Alain Ducasse(レストラン ル・ムーリス・アランデュカス)
一つ目は歴史ある老舗高級ホテル「Le Meurice」の中にある「Restaurant Le Meurice (レストラン ル・ムーリス」。チュイルリー庭園の目の前に位置する三つ星レストランで、私が訪れた当時のシェフはYannick Alléno(ヤニック・アレノ)氏でした。就任6ヶ月後にはミシュラン二つ星、その後2007年2月には、ル・ムーリスを三つ星レストランに導いたのだそうです。すごいですね!また、ル・ムーリスの内装は、ヴェルサイユ宮殿の「平和の間」からインスピレーションを得て装飾されたそうで「圧巻」のひとことです。ちなみに、当時は女性の方が豪華な椅子に座らせていただけましたが、現在の椅子は白い椅子で統一されています。
また、レストランのサービスの方が本当にスマートで素晴らしく、印象的な場面がありましたので少しお話しさせてください。
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お料理が終わりデザートに切り替わる頃、サービスの方がアンダープレートをくるっとひっくり返し裏側を見せてくれたんですね。そして、天井を指差して「天井とこのお皿の裏側の絵が実は一緒なんだよ!」と言いながらパフォーマンスをしてくださったんです。その時の感動的なシーンが、今も忘れられません。さらに、夫が「Deux cafés, s’il vous plaît.(コーヒーを二つください)」と言った時、サービスの方が「Vous êtes une Parisienne !(あなたはパリジャン!)」と言って夫のフランス語を褒めてくださり、楽しい会話ができたことも思い出の一つになっています。ちなみに夫は、元フランス料理職人。フランス語のメニューはだいたい読めるので、めちゃめちゃ助かりました。
その天井の絵がこちら。
そして、アンダープレートの裏側がこちら。
わかりにくいかもしれませんが、なんとなくわかっていただけると思います。
ちなみに、ひっくり返す前のアンダープレートはこちら。
なんとも洒落たことをしますよね(^^)
思い出はそれだけではありません。当時のレストラン・ル・ムーリスのシェフ、ヤニック・アレノ氏がキッチンから出てきて、なんとご挨拶ができたのです!いろんなテーブルを回ってお話を楽しんでいらっしゃったのですが、私たちのテーブルにもきてくださりました。ヤニック・アレノ氏は日本がとても好きだそうで、日本料理にも非常に敬意を払ってくださっています。日本のワサビなどもお料理に使用していたほど。そんなヤニック・アレノ氏とお会いすることができて、さらには一緒に写真を撮っていただくこともできて、人生でもっとも素晴らしいの思い出一つになりました。もちろん、お料理もサービスも本当に何もかもが素晴らしかったです。
Restaurant Le Meurice (レストラン ル・ムーリス」は、現在は「Restaurant Le Meurice Alain Ducasse(レストラン ル・ムーリス・アラン・デュカス)」と名前が変わり、アラン・デュカスのDNAを受け継いだAmaury Bouhours(アモリー・ブウール)氏がエグゼクティブシェフに就任しています。アラン・デュカスは、史上最年少で三つ星を取得し、今もなおフランスの三つ星シェフであり、「フランス料理界の巨匠」と呼ばれているとってもすごい方です。
ちなみに、ル・ムーリスのシェフ・パティシエは、インスタグラムのフォロワー1,126万人を超えるCedric Grolet(セドリック・グロレ)氏。私もフォローしていますが、ガナッシュやソースをチョコレートでコーティング?したようなフルーツに見立てたデザートがとても魅力的です。
ミシュランガイドHP(Restaurant Le Meurice Alain Ducasse)
https://guide.michelin.com/jp/ja/ile-de-france/paris/restaurant/le-meurice-alain-ducasse
老舗高級ホテル「Le Meurice」
https://www.dorchestercollection.com/paris/le-meurice
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②Pierre Gagnaire (ピエール・ガニェール)
そしてもう一つの、生きている間に一度は訪れてほしい三つ星レストランは、「厨房のピカソ」と呼ばれるPierre Gagnaire(ピエール・ガニェール)氏のレストラン「Pierre Gagnaire Paris(ピエール・ガニェール パリ)」です。お料理は本当に斬新で、ピカソと呼ばれるだけあってまさに芸術、且つ美しいです。お皿の上のアート。お料理が出てくるたびに驚く一瞬一瞬でした。日本では、ANAインターコンチネンタル東京でそのお料理を体験することができます。
こちらのお料理が、いちばん見た目が普通で、他はもうすべてがアート(^^)
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こちらは確か、ピーマンのアイスだったと思います。
こちらも斬新なお味でした。
赤ワインを飲んで美しいアートなお料理を楽しみご機嫌の、何かぶつぶつ力説している私の写真も載せときますw
さて。ピエール・ガニェールへはディナーで訪れたのですが、夜19時からお料理がスタートして、すべてのお料理をいただくのに深夜1時までかかりました(^^;)。ホテルに戻ったのが多分AM2時前くらいだったと思います。何種類のお料理が出てきたか本当に覚えていません。写真を見て、「あ、これもあった」という感じ。
でもね、私はフランスのこういった「時間をかけて食事を楽しむ」という文化が非常に好きなんですよね。お料理をじっくり味わいつつ、一緒にお料理をいただく人と会話も楽しむ。忙しいからと言って、食事の優先順位を下げざるを得ない多くの日本人に取り入れてほしい文化の一つでもあります。食事の時間こそ優先してほしい!!日々の暮らしを豊かにする基本は日々の食事。ただ、食べるだけでなく「会話を楽しむ」、そしてその「食空間全体を楽しむ」。お家でもできますよね!これこそが、子どもたちの健全な精神を形成、維持し、家庭に毎日彩りが生まれるのだと私は考えています。
ちなみに、ル・ムーリスへもピエール・ガニェールへも、パリの街を歩きながら行きました。その際歩いた夜のシャンゼリゼ通りはまさにクリスマスイルミネーションで最高に可愛く、その心踊る気持ちのままレストランへ行き、なんだか夢のような時間を過ごしました。
パリを楽しむためには、やはり街を歩き食事を楽しむこと。
これが醍醐味かと思います!
というわけで、今日は非常にボリュームのある内容になってしまいましたが、疲れてませんか?大丈夫ですか?
パリオリンピックは8月11日(日曜日)までですね。映像で流れるパリの街並みや景色を楽しむだけでも心踊るようですが、機会がありましたら、ぜひフランスパリを訪れて実際に街を歩きながら、お気に入りのカフェやレストランを見つけていただきたいなと思います。フランスの食文化に触れ、多くの方がもっとゆっくりじっくり、食を楽しむ、家族や友人、大切な仲間と会話を楽しむ暮らしの大切さに気付いていただけると嬉しいです。
もしまた、フランスに行けるとしたら…私は今度はマルシェを巡ってみたいと思っています。
食材巡りなんて、めちゃめちゃ楽しそうですよね。
またいっぱい、パリの街を歩きたいな。
というわけで、今日はこんなにも長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
気が向いたらまた遊びにきてください(^^)
ではまたお会いしましょう。
Bonne journée !
CHIKAKO
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