こんにちは。
CHIKAKOです。
今日は、わんちゃんと一緒に食べられる、鱈とじゃがいものブランダードをご紹介します。ブランダードは、地中海に面したプロヴァンス地方やニースを中心に伝わる、鱈とじゃがいもをペースト状にした郷土料理です。フランス語で、かき混ぜる（Brandard）という意味があります。
本来は、干した鱈、じゃがいも、牛乳、オリーブオイル、塩などで作りますが、今回は、わんちゃんと一緒にフランスの郷土料理を楽しむために、真鱈とじゃがいものみで作ります。なので、鱈は塩で味付けされていないものを選んでください。もちろん、人間用にアレンジする方法も最後にご紹介しますのでお楽しみに。
というわけでさっそく、わんちゃんと一緒に楽しむ鱈とじゃがいものブランダードを作っていきましょう。
スポンサーリンク
鱈とじゃがいものブランダードの作り方
＜わんちゃん用の材料＞
・鱈 1切れ（味付けされていないもの・骨と皮を取り除いておく）
・じゃがいも 中1個（150g前後）
・人参 適量（1cm角にカット）
・インゲン 1本（ヘタを切り落としておく）
＜注意事項＞ ※必ずお読みください
1.わんちゃんに、これらの食材によるアレルギーがある場合は、絶対に与えないでください
2.持病などによる食事制限のあるわんちゃんは、かかりつけの獣医師に相談の上、飼い主さまの責任のもと与えるようにしてください（当サイトでは、一切責任を負いません）
3.人参やインゲンは、お好みのお野菜に変えていただくか、なくても作れます
4.与えるかどうか不安な場合は、与えないでください
＜作り方＞
1.じゃがいもの芽を取り除き皮をむいて、4分の1にカットし写真のようにスライスする
2.じゃがいもを水から茹でる
水を入れた鍋に①のじゃがいもを入れて火にかけ、沸騰したら鱈と人参、インゲンを入れて5〜7分しっかりめ（お野菜は柔らかめに）に茹でる
※それぞれに茹でるより楽なので、一つの鍋で茹でました
※鱈には、アニサキスという寄生虫がいる場合がありますが、−20℃以下で48時間以上冷凍するか、または60℃で1分以上、70℃以上の加熱によって死滅します
3.②が茹で上がったらザルにあげ、鱈とじゃがいもはボウルに、人参とインゲンはお皿などに移す
スポンサーリンク
4.鱈とじゃがいもは、熱いうちにフォークなどでつぶす
このくらいでOK。
消化が気になるわんちゃんには、フードプロセッサーやブレンダーでペースト状にしてあげてもいいですね(^^)
5.お皿に盛りつけて、わんちゃん用のブランダードはできあがり
今回は、クッキー型につめてみました
どっちの写真を載せるか迷ったので、どちらも載せました(^^;)
スポンサーリンク
実は、源太は鱈が大好物。
鱈は、消化吸収機能が弱ってくるシニアのわんちゃんに、最適なタンパク源なのだそうです。シニアのわんちゃんは、栄養を吸収する力も低下してくるそうなので、消化の負担を減らし吸収されやすい良質なタンパク質が必要とのこと。その食材として、鱈がおすすめだと言われています。
鱈の香りは、わんちゃんの食欲をそそるみたいです(^^)
「うんまー」のお顔になってますね♡
昆布水をアレンジした、わんちゃん用「きのことヤギミルクのスープ」の作り方
わんちゃんの特別な日に！グルテンフリーヌードルを使ったボロネーゼの作り方
わんちゃん用のブランダードが完成したので、お次は人間用ブランダード、アレンジ編に進みましょう。
鱈とじゃがいものブランダード・人間用アレンジ
＜材料＞
・わんちゃん用に作った鱈とじゃがいものブランダードの残り（人間は残りものです…）
・お好みのパンやバゲット 適量
・オリーブオイル 適量
・自然塩 適量
・ブラックペッパー 適量
・お好みのハーブ 適量
※今回のハーブは、自宅で育てたタイムを使用しました（なくても大丈夫です）
＜作り方＞
1.わんちゃん用に作った鱈とじゃがいものブランダードに、塩、ブラックペッパー、オリーブオイルを加え、お好みの柔らかさにする
2.お好みのパンやバゲットにぬって、ハーブを添えたらできあがり
シンプルに、食べる直前にブランダードをパンにのせて、塩とブラックペッパーをふり、最後にオリーブオイルをかけていただくスタイルでも楽しいですよ。
源太もいい香りに誘われて、お昼寝から起きてきました(^^)
続いてはこちら。こちらのアレンジは、鱈とじゃがいものブランダードにアンチョビ少々とマヨネーズを加えて混ぜたものを食パンにぬったトーストです。すいません、食べてから写真を撮ることを思い出したので、こうなってしまいました(^^;)しかも盛り盛り（夫作）。
他には、グラタン風に「焼きブランダード」にするのもおすすめ。
耐熱皿に、ブランダード＋ホワイトソース（またはベシャメルソースなど）の順に重ねるか、先に混ぜてから耐熱皿に入れて、パルメザンチーズ（粉チーズ）をかけオーブンで焼くだけ。
あとは、コロッケにしても美味しそうですね！中にチーズを入れてもよさそう。
わんちゃんと一緒に食べれて、さらにアレンジすると人間にも美味しい鱈とじゃがいものブランダード。ぜひ、わんちゃんと食の時間を共有し、お楽しみいただけると嬉しいです。わんちゃんのお誕生日やクリスマスなど、イベント時のディナーにもいいですね！
鱈とじゃがいもを使った、フライパンで作る簡単蒸し煮レシピもあります（人間用）
というわけで、今日は、プロヴァンス地方やニースを中心に伝わる郷土料理「鱈とじゃがいものブランダード」をわんちゃん用、人間用アレンジに分けでご紹介しました。
スポンサーリンク
今回は、わんちゃんの安全を最優先に考えて、シンプルに食材そのままを味わうレシピにしています。まずは、安全な方法でわんちゃん用のご飯を作り、それを人間用にアレンジするという方法を選びました。この段取りと方法にすれば、「わんちゃんと飼い主さまが、安心して南フランスの郷土料理を一緒に楽しむことができるはず！」と思ったからです。
わんちゃんは大切な家族であり、その命を飼い主さまは預かっています。ぜひ、わんちゃんと一緒に、南フランスの郷土料理「鱈とじゃがいものブランダード」の美味しさを味わいながら、楽しい食事の時間をお過ごしください(^^)
くれぐれも、アレルギーのあるわんちゃんには与えず、食事の制限があるわんちゃんにはかかりつけの獣医師にご相談の上、飼い主さまの責任のもと与えるようにしてください。心配な場合は、わんちゃんの安全のため与えないようにしましょう。
今日も、最後までご覧いただきありがとうございます。
ではまたお会いしましょう。
A bientôt 👋
CHIKAKO
スポンサーリンク
