こんにちは。
CHIKAKOです。
さっそくですが今日は、「Gougères(グジェール)」を作ります。
グジェールとは、フランスのブルゴーニュ生まれのチーズ入りのシューです。本場では、コンテやグリュイエールなどのチーズが使われます。
ブルゴーニュ地方は、フランスを代表する高級ワインの産地。
ワインだけでなく、「カシスの女王」と呼ばれる黒カシスの産地としても広く知られています。
そんなブルゴーニュ地方のアペリティフ(食前酒)は、キールと「グジェール」と決まっているそうです。キールは、クレーム・ド・カシスと呼ばれるカシスのリキュールを白ワインで割って作られるカクテル。グジェールは、チーズ味のシュー。キールとグジェール、その地方の恵みを存分にいただけるアペリティフの楽しみ方ですね!
先ほどもご紹介しましたとおり、グジェールは、グリュイエールやコンテなどのチーズを混ぜて作られますが、粉チーズやピザ用チーズなどご家庭で余ったいろいろなチーズを入れても楽しくいただけます。
それでは、レシピに進みましょう。
【レシピ】チーズのシュー「グジェール」の作り方
<材料と分量>
- 中力粉 60g
- 無塩バター 40g
- 水 100ml
- 卵 2個
- 自然塩 少々
- ブラックペッパー 少々
- お好みのチーズ 50〜60g
※中力粉は、薄力粉と強力粉を合わせたものでもOK(割合は半々くらい)
※有塩バターでも大丈夫です、その場合は塩の分量を調整しましょう
今回、私はコンテチーズ20g、ゴーダチーズ20g、ミモレット15gで作りました。
<下準備>
※バターは、1cm角に切っておく
※チーズは削るか、粉状にしておくと使いやすいですが、固形のチーズを小さくカットして使用してもOK
※中力粉は振るっておく
※卵は溶いておく
※天板にオーブンシートを敷いておく
<作り方>
1.無塩バター、水、塩を鍋に入れて火にかけ沸かし、バターが溶けたら火を止めて中力粉を一気に加えて混ぜる
シュー生地が膨らまない理由はさまざまにあるようですが、生地を膨らますためには以下の二つをしっかり行うことが大切です
・バターと水はしっかりと沸かす
・粉にしっかり火を通し、粉のでん粉を糊化(生地に粘りを出す)する
2.①がよく混ざったら、再度火にかけ混ぜながら水分をとばし、生地がまとまりやすくなったら火から下ろす
3.②を少し冷まし、溶いた卵を5回くらいに分けて少しずつ加え、その都度よく混ぜる
※卵がかたまらない程度に冷ましましょう
4.③の生地が、ヘラで持ち上げて落ちる時に三角形になるくらいのかたさになったらOK
5.④にチーズとブラックペッパーを加えて混ぜる
6.オーブンを200℃に予熱し、オーブンシートを敷いた天板に⑤の生地をスプーンですくって直径3cmくらいの円形になるように落とし、形を整える
※2本のティースプーンを使うとやりやすいです
※生地の表面は、指先に水をつけて軽く押さえると整います
7.200℃のオーブンで15分〜20分、焼き色がついていなかったら、温度を180℃に下げて5分くらいさらに焼いて、割れ目の色と生地の中の色に差ができていれば完成
※焼き色に差がないと、取り出した時にしぼみやすいので気をつけましょう
よく膨らみ、空洞もなかなかいい具合に仕上がりました。
7.お皿に盛りつけて、アペリティフをお楽しみください
いくつかはそのままいただいたのですが、紫キャベツと人参のラペ、簡単ジェノベーゼソース、卵を詰めてアレンジもしてみました。
サワークリームも合うと思います!
これからの季節、子供も大人も楽しみなハロウィンやクリスマスなどのイベントやパーティーにもおすすめです。
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というわけで今日は、フランスブルゴーニュ地方生まれのチーズシュー「グジェール」をご紹介しました。ぜひ、いろいろなチーズで試してみてください(^^)楽しいアペリティフ、食事の時間のお役に立てることができれば嬉しいです。
今日も、最後までご覧いただきありがとうございます。
それではまたお会いしましょう。
A bientôt 👋
CHIKAKO