こんにちは。
CHIKAKOです。
少しずつ晴れの日が増えてきましたね。
梅雨明けが待ち遠しい今日このごろです。
梅雨明けといえば梅干し、というわけではないかもしれませんが…今年は梅干しを6kg漬けています。梅雨が明けたら、梅たちを3日ほど外に干す予定です。梅干しは、昨年はじめて作りました。想像以上に美味しい梅干しができ「手作りの梅干しってこんなに美味しいんだ!!」と、心の底から感動したのを覚えています。
あまりにも自家製の梅干しが美味しくできあがったので、2kg漬けた梅干しはあっという間にお腹の中へ消えていってしまいました。だから今年は、昨年の3倍の6kg作ることに。今、その6kgの梅たちは静かに梅酢に漬かっております。梅雨明け後、3日干して完成させるのが、今の楽しみのひとつです。
そして、梅シロップも作りました。こちらは今年で3回目くらいかな。
梅シロップに使った梅は1kg。今年はこの梅シロップに使った梅を活用して「梅ジャムのタルト」作りに挑戦してみました。
前置きが長くなりましたが、今回は「梅ジャムの型なしタルト」のご紹介です。以前から使ってみたかった「スペルト小麦」のタルト生地です。
それでは、材料とレシピのご紹介です。
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【レシピ】梅ジャムの型なしタルトの作り方
—準備するもの—
■梅ジャム
・梅シロップに使用した梅 1kg
・甜菜糖(お好きなお砂糖を使ってくださいね)
\\ 作り方 //
1.梅は種を取り除き鍋に入れ、梅の重量の60%ほどの甜菜糖を入れて中火にかける
2.湧いてきたら弱火にし、時折アクを取り混ぜ合わせる
3.30分〜40分ほど煮詰めて完成
※冷めると固くなるので、出来上がりは程よく柔らかい状態で大丈夫です
■アーモンドクリーム
・バター(食塩不使用) 30g
・アーモンドプードル 30g
・三温糖 30g
・卵 2分の1個
\\ 作り方 //
1.室温に戻したバターをボウルに入れ、クリーム状になるまで泡立て器で混ぜる
2.三温糖を加え、混ぜ合わせる
3.溶いた卵を5回以上に分けて入れ、その都度混ぜ合わせる
4.アーモンドプードルを入れて、すり混ぜる
■全粒粉のクランブル
・全粒粉 30g
・バター(食塩不使用) 30g
・三温糖 30g
・アーモンドプードル 30g
・シナモン、カルダモンパウダー 少々
\\ 作り方 //
1.ボウルに全粒粉、三温糖、アーモンドプードルを入れ混ぜる
2.冷蔵庫でしっかり冷やしたバター(1cmほどのキューブ型にカットしておく)を加え、粉をまぶしながら指ですりつぶす
3.細かくさらさらに近い状態まで指先ですりつぶしていく
4.シナモン、カルダモンパウダーを入れ、混ぜる
■スペルト小麦のタルトの生地
・スペルト小麦粉 150g
・バター(食塩不使用) 50g
・三温糖 35g
・卵 1個
・ベーキングパウダー 小さじ4分の1
・塩 少々
\\ 作り方 //
1.室温に戻したバターをボウルに入れ、クリーム状にする
2.三温糖を加え、泡立て器ですり混ぜる
3.溶いた卵を5回以上に分け入れ、その都度混ぜる
4.スペルト小麦粉、ベーキングパウダー、塩を混ぜてふるい③に混ぜ、こねないように切るように混ぜる
5.ボウルの中でひとまとめにする
6.生地をボードの上に置き、親指の付け根くらいで生地を伸ばし、混ぜむらがないか確認する
7.カードで生地をまとめ、10cmほどの大きさにする
8.打ち粉をしたラップの上に生地を置き、その上に打ち粉をしてラップを優しくかける
9.20cmほどに生地を円形に広げ、フォークなどで生地に数カ所穴を開けておく
10.そのままラップで包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる
※お砂糖は、本来は粉糖がいちばんよいと思いますが、我が家は今のところ三温糖で作っています
※生地は一晩寝かせてもいいですし、冷凍も可能です(その場合は、2週間ほどで使ってください)
■ピーカンナッツ
それぞれの工程が多いので、時間のある時に少しずつ作っておくといいかもしれません。
わたしも数日に分けて作りました。
梅ジャムはしっかり消毒した瓶に詰めれば約1ヶ月、アーモンドクリームは冷蔵で約3日ほど、クランブルは冷凍で約2週間ほど日持ちします。
忙しい方は、ご自身の都合に合わせて作りやすいように工夫してみてくださいね!
それではいよいよタルトを作っていきます。
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—梅ジャムの型なしタルトの作り方—
1.天板の上にクッキングシートを敷きタルト生地を乗せ、アーモンドクリームをぬります
(タルト生地が、生地の縁から4cmほど見えるくらいに)
2.その上に梅ジャムをのせます
(アーモンドクリームの上に、広げてください)
3.アーモンドクリームと梅ジャムを、タルト生地でやさしく包み込むように形成し、クランブルをのせピーカンナッツをトッピングします
お好みで、シナモンやカルダモンパウダーを振りかけます
4.オーブンを180度に予熱し、25分ほど焼きます
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5.梅ジャムの型なしタルトの完成です
梅ジャムの型なしタルトをお気に入りのお皿に盛り付けてみました。
スペルト小麦の生地は、普段使っている中力粉よりも香ばしく、自然な口当たりでした。体に無理なく吸収されるような感覚があります。生地は、混ぜたり形成する時はやや柔らかく感じ、扱いがいつも作っている生地とは少し違いました。
梅ジャムの型なしタルトを焼いているオーブンから、シナモンやカルダモン、全粒粉、スペルト小麦の香りが部屋いっぱいに広がり、我が家のリビングがとても心地よい空間になります。
そして梅ジャムのお味はというと、甜菜糖で作ったので、甘さがやさしく自然でとても癒される味に。アーモンドクリームとの相性はバッチリ。クランブルがザクザク、梅ジャムがじゅわっと、鼻にぬける心地よい小麦の香り。口の中がとっても楽しい梅ジャムの型なしタルトに仕上げることができました。
実は、梅ジャムが少し余ったので、後日梅ジャムとマスカルポーネチーズで梅ジャムの型なしタルトを再び作ってみたのですが、それがこちらです。
なんかちょっと形が…なんですが、今回は4分の1ほどの小さな生地で、そして生地を下焼きしてから作ってみたらどうだろう?と思って、生地を形成してオーブンで焼いてみたんです。マスカルポーネチーズは加熱しないで、フレッシュな感じで食べたいなと思って。そうしたら、あららです。生地が広がっちゃったのです。これはこれで、タルトプラットみたいで可愛いからいいのですが。
型なしタルトのいいところは、失敗しても失敗に見えないところです(わたしだけでしょうか?)。むしろちょっとこなれた感じに仕上がり、わたしはこの雰囲気がとても好きです。家庭的で、なんとなくお家でお母さんが作ってくれたみたいな懐かしいママンのおやつ。あたたかみがあるというか。いいですよね。
梅のシーズンでもあるこの時期だけの「梅ジャムの型なしタルト」。すべて手作りでできるところが安心ですよね。たいへん貴重なおやつを作ることができ、また、旬のものをいただけることがとても有り難く感じました。次回はまた来年ですね。
さて。
梅雨が明けたら梅干し作りのラストスパートです。とても楽しみです。梅干しが完成したら、またご紹介したいと思います。よかったら、また遊びにきてください。
それではまた。
いつもありがとうございます。
CHIKAKO
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