こんにちは。
CHIKAKOです。
今日は、新じゃがいもの美味しさを存分に味わえる、シンプルかつ贅沢なお料理をご紹介させていただきます。
新じゃがいもの旬の時期は、5月〜6月です。新じゃがいもは、一般的なじゃがいも(9月〜10月頃)に比べて、水分量が多い、やわらかい、香りがよいという特徴があるようです。
新じゃがいもといえばポテトサラダ。こちらも人気のレシピです。
今日は、その新じゃがいもを使ってフランスの郷土料理の一つ「タルティフレット」を作ります。
※本来使用する材料とはちょっと違ったアレンジ料理ですので、あえて「タルティフレット風」という「風」をつけたタイトルにしています
<タルティフレットとは?>
「タルティフレット」とは、フランスのローヌ=アルプ地方のサヴォア県という地域の郷土料理で、位置的には、フランスの東の方でスイスやイタリアと国境を接している地域です。少し上に移動すると、レマン湖畔があり、エビアンで有名な天然水が採取されている地域でもあります。
「タルティフレット」は本来、サヴォワ地域を代表する「ルブロッション」というウォッシュタイプのチーズを使って作るお料理で、じゃがいも、ベーコン、玉ねぎ、チーズを重ねてオーブンで焼きます。チーズは、カマンベールチーズや他のウォッシュタイプのチーズでも代用できるようですが、今回私は、「フルムダンベール」というブルーチーズを使ってアレンジしてみました。
新じゃがいもと新玉ねぎ、そしてチーズ!!
旬のものをたっぷり使った贅沢なひと品です。
では、さっそくレシピに進みましょう!!
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【レシピ】新じゃがいもの美味しい食べ方「タルティフレット風」の作り方
\\ 材料 //
新じゃがいも・・・・・3個
新玉ねぎ・・・・・・・2分の1個
マッシュルーム・・・・1パック
豚肉・・・・・・・・・適量
にんにく・・・・・・・ひとかけ
鷹の爪・・・・・・・・適量
タイム・・・・・・・・適量
ブルーチーズ・・・・・適量
白ワイン・・・・・・・適量
自然塩・・・・・・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・・適量
※タイムやチーズ、豚肉はお好みのもので代用可能ですので、お好きなものを使ってください(^^)
私は、タイム(自宅で栽培中)、ブルーチーズ、ちょっと厚めの豚かた肉(残りもの)を使いました。
ベーコンでも美味しそう!
\\ 作り方 //
1.じゃがいもはよく洗って芽の部分を包丁で取り除き、皮付きのまま2mmくらいの厚みにスライスする
2.①の新じゃがいもをトースターで火が通る程度、または少し焼き色がつく程度に焼く
(最終的にオーブンで焼くので、焼き色がしっかり付くほど強めに焼く必要はありません)
3.新玉ねぎとマッシュルームはスライス、にんにくはみじん切り、チーズとハーブ、豚肉はお好みのサイズにカットする
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4.フライパンに、オリーブオイルを入れて、みじん切りにしたにんにくと鷹の爪を加え、にんにくの香りが立ってきたら新玉ねぎを入れて塩を加え、少し透明感が出るくらいまで炒める
5.新玉ねぎに透明感が出てきたら、豚肉を入れて火を通し、白ワインを加えて少々蒸し煮して、水分が少し残るくらいまで炒める
5.オーブンを180℃に予熱する
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6.新じゃがいもが焼けたら、オーブントースターから取り出し耐熱容器に並べ、適量の塩とブラックペッパーをかける
7.新じゃがいもの上に、⑤の炒めた新玉ねぎと豚肉、マッシュルーム、ブルーチーズを順に重ねていく
※マッシュルームなどの旨みの強いきのこを加えると、香りもよく、より一層美味しく仕上がりますのでおすすめです
8.最後にお好みのハーブを重ねたら、オリーブオイルを回しかけ、予熱しておいたオーブンで、180℃〜200℃で様子を見ながら20分〜25分焼く
※我が家はガスオーブン180℃で20分、200℃で5分ほど焼きました
※お好みで、スモークパプリカパウダーを入れても美味しいです
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9.チーズがこんがり焼けたら完成
お皿に取り分けるとこんな感じに。おしゃれ!!
ご家族や親しい友人、気心の知れた仲間たちと一緒に、大皿をつつきながらの食事に憧れていますが、まずは一人で美味しくいただきました(^^;)
新じゃがいももしっとりしているし、新じゃがいもとブルーチーズのマリアージュが最高な仕上がりです!じゃがいもの上に重ねるお野菜やチーズ、ハーブのアレンジは無限大にありそうな気がしますので、いろいろ試していただきたいと思います!
\\ お料理に関するお知らせ //
お料理に関するお悩みやレシピについて(お料理以外でもいいですよ)、いつでもご質問お待ちしております。
ここら辺がわかりにくい、奥さまに喜んでもらいたい、料理初心者なのでもっと細かく教えてほしい、バリエーションを増やしたい、もっと家族で食事をする時間を作りたい、楽しい食卓にしたい、などなどどんな質問でも大丈夫です。
CONTACTやInstagramなどへメッセージをいただいても嬉しいです。
遠慮なく、声をかけていただけると嬉しいです(^^)
ぜひ、お気軽によろしくお願いいいたします。
食事をゆっくり楽しむことで、リラックスしたり日頃のストレスの軽減になったり、心身の健康にもつながります。お腹だけでなく、その場の雰囲気や香り、人との関わりの中で生まれる安心感のようなものも感じることができるでしょう。そして、食事を通して生まれる会話やコミュニケーションこそ、今の忙しい方々に必要なことなのかもしれません。
現代人の多くは、忙しすぎて調理は「時短」、食事の時間は「栄養摂取のための時間」というふうに、食事の時間を重要視していない方々も少なくないように思います。そしてそのように作られたお料理は、残念ながらあまり美味しそうに見えません。せっかく作ったのに悲しいですよね。
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一見無駄に見えて後回しにしてしまいやすい時間こそ、もっと意識して取り戻してみてほしいと私は思うのです。忙しい流れの中に「ホッ」とした気持ちや、リラックスすることで心に余白が生まれ、かえってイライラが落ち着いたり、その空いたスペースに新しいアイデアなんかも生まれて問題解決!!なんてこともしばしばあります(^^)
そのゆったりした時間を生み出すためには、下準備には少々時間をかけて、調理をオーブンで焼くだけにするなど、無理な時短料理に頼らないことが大事かなと思います。
フランス人のすべてが、このようにゆっくりと食事を楽しみながら暮らしているとは思いませんが、多くのフランス人が食事をゆっくり楽しんでいるように、食事をしながら家族や親しい友人、気心の知れた仲間と食事を楽しむことが、忙しい私たち日本人にもっと広がり、穏やかな毎日を送れる人々が増えることを願っています。
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
暑くなってきましたので、お身体を労わりながらお過ごしください。
ではまたお会いしましょう。
CHIKAKO
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