こんにちは。
CHIKAKOです。
11月になりましたね。気温が高い日が多くてあと1ヶ月で12月だなんてイメージが湧きませんが…今日は、冬至におすすめしたい「かぼちゃの小豆味噌和え」の作り方をご紹介したいと思います。
冬至は二十四節気の一つで、「ん」がつく縁起のよいものを食べて邪気を払い、幸運や無病息災を願う風習があります。かぼちゃは「なんきん」と呼ばれ「ん」がついていて栄養価も高いお野菜です。一方、小豆の赤い色は邪気を払うと言われており、昔の方は、冬至にはこの二つの食材を食べて、幸運や無病息災を願ったと言われています。
冬至には、かぼちゃと小豆を一緒に煮込んだ「いとこ煮」をお召し上がりになる方も多いのではないでしょうか。今日ご紹介する「かぼちゃの小豆味噌和え」は、まさにこの「かぼちゃと小豆のいとこ煮」をヒントに作りました。
それではさっそく、レシピに進みましょう。
かぼちゃの小豆味噌和えの作り方
<材料>
・かぼちゃ 4分の1個
・小豆味噌 大さじ2〜3
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2024年7月に仕込んだ小豆味噌です。発酵がうまくいったようでちゃんとお味噌になってくれていました(^^)
小豆の香りとコク、塩の旨みでとても美味しい小豆味噌ができましたよ。
小豆味噌は保存袋で作れます。
小豆味噌の作り方はこちらから。
<作り方>
1.かぼちゃの種とワタを取り、所々皮をむく
私は結構この皮のむき方をします。同じような方いらっしゃいますか?
彩りがよく見えるから好きなんです(^^)
2.かぼちゃを食べやすいサイズにカットする
※大きすぎると茹で時間が長くなりますし扱いにくいので、程よいサイズにしましょう
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3.鍋に②のかぼちゃと水を入れて、火にかける
※じゃがいもと同じで、水から火にかけることでかぼちゃの美味しさを引き出します
※強火→沸騰したら弱めの中火または強めの弱火
<茹でる以外の方法>
①蒸し煮
かぼちゃが半分くらい浸かる程度のお水に入れて火にかけ、沸騰したら落とし蓋をして弱火で「蒸し煮」する
②電子レンジでチン
カットしたかぼちゃを耐熱皿に入れラップをし、電子レンジで10分前後加熱(600w)
③蒸し器を使う
せいろなどの蒸し器で蒸す
※落とし蓋は、クッキングシートを使うのが便利です
4.かぼちゃを茹でている間に、大きめのボウルに小豆味噌を入れ、スパチュラなどを使って少し柔らかくしておく
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5.かぼちゃが茹であがったら④に入れて、熱いうちに優しく和える
※竹串や爪楊枝などをかぼちゃにさして、茹で具合を確認しましょう
※かぼちゃが適度に柔らかくなって茹で汁が残っている場合は、ザルなどにあげて水気を切りましょう
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6.小豆味噌がかぼちゃ全体に行き渡るように和えたら、お皿に盛りつけてできあがり
今回は、彩りに春菊を添えました
実は今回、栗かぼちゃを使用しました。
栗のようなホクホク感と優しい甘さ、かぼちゃのねっとり感。
そこに、小豆味噌の塩けとコクと旨み。
いとこ煮とはまた違う、新しい味わいに思わず「おいし!」と言ってしまうほどの美味しさでした(^^)
かぼちゃとさつまいものデリ風サラダもおすすめです。
栗かぼちゃを使うと、ひと味違う味わいになりそうですね(^^)
小豆味噌は、保存袋で作れます。
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冬至は、二十四節気の一つで、この日は一年でいちばん夜が長く、運気や体がもっとも弱る日と言われています。また、冬至は「一陽来復」と言われるように、「冬が終わり春が来る」、「陰極まりて陽となす」という意味もあります。つまり冬至は、「悪い運が終わり、幸運に向かう始まりの日」と考えられてきました。
でも「どうして、冬至にかぼちゃと小豆なの?」って思いますよね(^^)
かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれ、昔から「ん」のつく食べ物は縁起が良いとされてきました。かぼちゃもその一つです。元々、かぼちゃは夏が旬の野菜ですが、貯蔵することで甘みが増し、さらに体を温める作用があると言われています。また、BカロチンやビタミンCも豊富で、寒い冬を乗り越えるのにぴったりの栄養価の高い食材です。一方、小豆の赤色には「邪気を払う」という意味があると言われています。
冬至は、一年でいちばん夜が長く運気や体がもっとも弱ると言われていることから、この日に「これからの幸運や無病息災を願って、かぼちゃと小豆を食べる」という風習が生まれたそうです。
ちなみに、冬至の日に柚子湯に入るという風習もありますね。柚子は、香りが強いため邪気を払うとされ、柚子湯に入ることは、身を清める「禊ぎ(みそぎ)」の意味があります。新しい運を呼び込む前の体を清める風習に加え、融通(融通=ゆうずう)がきく、冬至と湯治(とうじ)などの、語呂合わせもあるのだそうです。また、柚子は実がなるまでに長い年月がかかるため、「これまでの努力が実りますように」という願いも込められていると言われています。
ゆずの、上品でさわやかな香りが広がる紫大根のマリネ風さっぱりサラダもおすすめです
「こうしなければならない!」と思うと疲れてしまうので(義務感が生まれると私はやる気が薄れてしまいます…)、このような風習をすべて行う必要はありません。しかし、「季節を意識して食を楽しむ」という視点は、やはり暮らしをより豊かにしてくれる大切な要素だと、改めて思いました。
というわけで今日は、かぼちゃの小豆味噌和えの作り方をご紹介させていただきました。
今日も、最後までご覧いただきありがとうございます。
ではまた、お会いしましょう。
A bientôt 👋
CHIKAKO
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