こんにちは。
CHIKAKOです。
今日は、夏野菜をたっぷり使った煮込み料理「ラタトゥイユ」のレシピをご紹介します。ラタトゥイユとは、南フランスのプロヴァンス地方、ニースの郷土料理です。フランスもフランスのお惣菜も大好きな私は、夏になるとラタトゥイユをよく作ります。バゲットにのせたりパスタにしたり冷やして食べたり、一度作っておけばさまざまなアレンジが可能です。
そして、今回レシピを掲載するにあたって、「ラタトゥィユ」によく似た煮込み料理「カポナータ」との違いを調べてみました。簡単にまとめましたので、ご興味のある方は、ぜひ参考になさってみてください。
作る前に、発祥の地に想いを馳せながらお料理してみるのもいいかもしれませんね(^^)
というわけで、今日は「ラタトゥイユ」の作り方をご紹介していきます(^^)
【作り置きレシピ】ラタトゥイユの作り方
◾️材料
・ズッキーニ・・・・・2本
・茄子・・・・・・・・2本
・玉ねぎ・・・・・・・1個
・しめじ・・・・・・・半かぶ
・トマト缶・・・・・・1缶
・にんにく・・・・・・3かけ
・パセリ・・・・・・・適量
・ローリエ・・・・・・1枚
・塩(自然塩)・・・・適量
・ブラックペッパー・・適量
・オリーブオイル・・・適量
・鷹の爪・・・・・・・適量
※蛸を入れたり、旨みの多いきのこ類をたっぷり入れることもあります
蛸は特におすすめです(^^)(蛸好きなので…)
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◾️作り方
①材料を準備する
・鷹の爪は輪切りに、にんにくは皮をむいて包丁でつぶす
・玉ねぎは画像のようにざっくりと切る
・ズッキーニと茄子を、食べやすいお好みのサイズに切る
※ズッキーニを使ったレシピは他にもご用意しています
【簡単レシピ】夏の味覚!チーズ香るズッキーニのファルシオーブン焼きの作り方
・しめじも食べやすいサイズに切る
※彩り用のパセリも、みじん切りにして水気を切っておくと後で使いやすいです(^^)
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②鍋にオリーブオイルを入れて、弱火〜中火の間でにんにくにじっくり火を通す
鷹の爪は、にんにくの香りが立ち始めたら投入
③次に、玉ねぎを入れて少し塩を振り、透き通るような色になってくるまで中火で炒める
\ POINT /
ラタトゥイユの味付けは、塩、胡椒のみなので、にんにく、玉ねぎの炒め方が、味を左右します。ゆっくりじっくり炒めることで、旨みを引き出すことができるので、焦らず炒めましょう(^^)
④玉ねぎを炒めたら、ズッキーニ、茄子、しめじを入れて少し塩を振り、全体に火が通るように炒める(中火〜強火※火加減はお野菜を見ながら調整してください)
※画像は茄子としめじを入れる前に撮ってしまいました…
⑤ズッキーニ、茄子、しめじに火が通ったら、トマト缶(MUTTIがおすすめ/理由は最後に)全量とローリエを入れ、塩を少し振る
※缶に残ったトマトは、缶に半分くらいの水を入れて一緒にお鍋に入れると残さず利用できます
⑥グツグツしてきたら、弱火よりちょっと気持ち強いくらいの火力にし、時々混ぜながら30分程度煮込みます。
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\ 豆知識 /
「トゥイエ(touiller)」には、フランス語で、「混ぜる」という意味があるそうです。混ぜながら煮込むお料理という意味なのですね(^^)
煮込み始めた直後。
30分ほど煮込んだラタトゥイユ。
⑦最後に塩とブラックペッパーで味を整え、器に入れてパセリを散らせばラタトゥイユの完成
とても美味しそうに仕上がりました(^^)
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今回のアレンジは…
ゆでたパスタにオリーブオイルをまわしかけ、ラタトゥイユを乗せただけのパスタにしました。冷やして冷製パスタにしても美味しそうですね!!
バゲットに乗せてチーズを振りタルティーヌにしたり、私のようにパスタに乗せるだけや、冷やしてもそのまま美味しいのでカポナータのように前菜としていただいたり、お酒のおともにもおすすめです。スパークリングや白ワインに合いそうですね!
ラタトゥイユを作る時、私がこだわっていること
・すべての工程で「焦らずじっくり」を徹底すること(特ににんにくと玉ねぎを炒める時)
・旨みのある自然塩を選ぶこと
・トマト缶はMUTTI(ムッティー)を使うこと
など大きく分けて3つあります。
レシピでもご紹介したように、ラタトゥイユの味付けは塩と胡椒のみ。「野菜の旨みをいかにひき出せるか」、が仕上がりのポイントです。さらに旨みやミネラルの豊富な自然塩に野菜の旨みを引き出す助けをかり、且つ質のいいトマト缶を使うことで、味わい深く旨みのあるラタトゥイユに仕上がります。
最近は、トマト缶の産地に不安があり、どのトマト缶がいちばん安全なのかを調べてみたら、MUTTI(ムッティー)にたどり着きました。ラッキーなことに、近くのスーパーで取り扱いがあるので、私はいつもムッティーを使用するようにしています。煮込むほどに味に深みが出て、非常に扱いやすいトマト缶なのでおすすめです。
焦らずじっくり炒めて煮込む。旨みのある自然塩、質のいいトマト缶を使う。
私はこれでいつも満足のできる美味しいラタトゥイユを作ることができています。とはいえ、準備できない時もありますので、その時はただただじっくり旨みをひき出すイメージで作りましょう(^^)
というわけで、今日は南フランスのプロヴァンス地方、ニースの郷土料理「ラタトゥイユ」のレシピをご紹介しました。カポナータ同様に冷やしても美味しいので、これからの季節、たっぷり作って作り置きのおかずとしてぜひご活用してみてください(^^)
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
梅雨の合間のいいお天気になんだか救われます。
ではまたお会いしましょう。
CHIKAKO
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