こんにちは。
CHIKAKOです。
今日は繊細な方いわゆる繊細さん向けに、心が疲れやすい時、「自分を回復させて楽になれる簡単な方法」をご紹介しようと思います。
私は、最近よく聞くようになった「繊細さん」、つまりHSPのような気質が強い傾向にあります。周りの環境や人の言ったことに影響されやすく落ち込みやすく、その行動や発言について深く考えすぎたり、傷ついたできごとをいつまでも忘れられないなど、心が疲れやすい特性を持っています。
他には、人が気が付く前に細かいことに気付き、自動応答で手助けをしてしまったり、大したことをしていなくても、結構ヘトヘトになることがありました。
そんな自分に気が付いてからは、積極的に休憩を取るようにしたり、人との接点を減らしたり、境界線を引くトレーニングをしたり、日々、さまざまな工夫を取り入れてみるようにしています。
というわけで、その繊細さゆえに疲れやすい自分を回復させるべく日々私が行っていることを、今日はご紹介しようと思います。繊細さんや、自分軸がぶれやすい方、気を遣いすぎて疲れやすい方などは、ぜひお役立てください(^^)
自分を変えなくていい
自分を回復させる以前にまず忘れないでほしいことは、「自分を変える必要はない」ということです。共感力の高い繊細さんは、会う人会う人に合わせてしまい、自分を見失いがちです。そして我慢が普通になっている場合もあるかもしれません。そのせいで「自分が何をしたいのか」を忘れてしまって、周りの人の意見に惑わされ、「変わらなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも、繊細なのは性格ではなく生まれ持った特性なので、それを変えることは「あなたがあなたではなくなってしまう」ということになりかねません。繊細さんには、高い共感力、感受性が豊かであること、繊細さん以外の人には気がつけないことに気がつけること、色や音、味や温度などの小さなことで幸せを感じることができるという素晴らしい特性があるので、それを変えてしまっては本末転倒。
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自分を変えずに、同じようにそれらに気がつける人たちの中に入っていけば、繊細ゆえの苦しみから抜け出せると私は考えています。できるだけ元気な自分でいるためにも、簡単に自分を回復させる方法があればいいと思いませんか?
前置きが長くなりましたが、さっそく自分を回復させる方法を一緒に見ていきましょう(^^)
自分を回復する方法 簡単5選
①ゆっくりお茶を飲む時間を持つ
そんな時間ない!って思う方もいらっしゃるかもしれません。でもですね、なんとかしてどうにかして、この時間を作ってほしいのです。1分でも5分でも。
家族や会社のために毎日自分が犠牲になって働いて、イライラしていませんか?
…実は私がそうでした。
相手のことを思って、なんでもさっさと自分でやってしまって、それに対して「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれない時には「なんやねーん、こっちはあなたのために自分の時間削ってまでめっちゃやってんのに!!」とイライラすることが多かったです(^^;)
でもねこれ、「自分で選んでやっている」って、気がついたんです…
やるかやらないかは、実は自分で決めていいんですね。
私は、毎日朝ごはんを作ることに非常〜に「犠牲感」を感じていたので、最近は朝ごはんを作る前に、まずあえて時間をかけてドリップでコーヒーを淹れて飲む時間を、確保するようにしています。
「家族の朝ごはんよりも私のコーヒーの時間」
が、大事なんです。
一見、非情なように聞こえるかもしれませんが、この心がけが、穏やかな朝、そして今日一日の自分の機嫌を穏やかにすることに影響してくるので、とっても大切なことなのです。だから、結果的に自分にも家族や周りの人たちのためにもなっているということ。意識して「あえて」やることがポイントです。
「自分の時間を持ち、その時間を自分の好きなことに使えている」と自分で認識することが、自分の心を穏やかにしてくれるのだと改めて理解できました。
ぜひ、朝でなくてもいいので、あなた自身の好きな時にお茶を飲む時間を作ってみてください。
ちなみに私は、朝(コーヒー)、昼(ハーブティーか紅茶)、夜(ローズヒップティー)をよく飲んでいます。
1分でも5分でも、「自分の時間を自分のために使うということ」を意識してぜひチャレンジしてみてくださいね。
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②大の字に寝そべって、空を眺める
今いる環境にさまざまな条件があるとは思いますが、ひとまずあなたの「全、体の力」を抜いて空を見上げて深呼吸できる場所と時間を作ってほしいです。
理想は、お天気がよく晴天の日。
青空が望ましいです。でも、青空でなくても大丈夫です。
そして、部屋の窓から空が見えたらバッチリ。
では、やり方の説明をします。
①まず、大の字に寝そべります
ゆっくりゆっくり体の力を抜いて、ぼーっと空を眺めます
視点は合わす必要はなく、ただぼーっとします
②体の力が抜けてくると、呼吸も深くスローペースになってきます
すると、不思議なことに大の字に寝そべっている「今」の環境にありがたいなぁ〜という感情が生まれます
③そうしたら、気持ちがリラックスし心も落ち着きを取り戻し、穏やかな気持ちになってきます
日頃感じているストレスや緊張が緩み、「今」恵まれていることに視点や気持ちがシフトし感謝の気持ちが湧いてくるのです
お気付きかもしれませんが、気持ちが穏やかになってくると、将来の不安や過去の後悔などから意識が離れ、「今」に意識が集中しやすくなります。すると、「今」の自分が置かれている環境などに感謝の気持ちが生まれるのです。リラックスする時間って、とっても大事だと思いませんか?
できれば、リラックスする時間を毎日の習慣にしてみたり、夜寝る前にやってみたりすることをおすすめします。夜は青空ではありませんが、夜寝る前にリラックスしていい気分になることは、翌朝心地よく目覚めるのにも効果的だと言われています。
ぜひ、ご自身のタイミングでやってみてくださいね。
③頭の中を巡っていることをノートに全部書き出す
ぐるぐるぐるぐる頭の中を巡るモヤモヤ。内側で我慢してしまいやすいあなたのような繊細さんは、このループにハマりやすいでしょう。かくいう私もこのモヤモヤから抜け出せない日々を長く過ごしてきました。
言いたいのだけど、相手の反応が気になって言えない、相手の機嫌が悪くなったらどうしよう?などとなかなか表に自分の気持ちを出せませんでした。大噴火してしまうこともしばしば。
そして、体の中にそのモヤモヤを溜め込んでしまうと、体の健康面にも影響が出てきてしまいます。それって、自分を大事にしているとは言えませんよね?
じゃあ、どうするか。
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「モヤモヤする気持ちを、徹底的に紙に書くこと」を、私はおすすめします。
相手にも言えない、話す人もいないのであれば、まずは思う存分自分の思いの丈を紙に書いてしまいましょう。殴り書きでもいい、汚い言葉でもいいから思いっきり自分の感情を吐き出してから、その紙をぐっちゃぐちゃにして捨てればいいのです。
決して、納得いかないまま途中で書くことをやめず、気が済むまで書くことがポイント。一時的な方法ではありますが、何度も続けて書くことで、自分がどんなことでつまづいているのか、自分がどんなことでイライラしているのかなど、自分の思考の偏りにも気づけることがありますので、試してみる価値はあると思います。
④繊細さん向けの本を読む
繊細さん、いわゆるHSPさん向けの本には、HSPさんの特性や、「こうすると楽になるよ」「それはしなくていいよ」、みたいなことがたくさん書かれています。あなたがHSPさんでない場合でも、自分の特性に合った本やこれを読めば自分軸に戻れる!と思える本やメモを持っていると、行き詰まった時に自分の助けになります。
私はHSPさん向けの本を読んだり、過去に苦し紛れにとってきたメモ書きを読んでは、「あ、そうだった。これはしなくてもいいんだった」といったように、それを読めば必要以上のことをするのをやめることができるのです。
他人に影響を受けやすいからこそ、こういった普段からの心がけは欠かせません。
⑤ペットと一緒に過ごす
わんちゃんやねこちゃんのいるご家庭、または動物に触れられる環境にある方限定にはなりますが、ペットの癒し効果は絶大です。言葉が話せない動物だからこそ、繊細さんやHSPさんと動物は相性がいいと私は思っています。
なぜなら、HSPさんは「言葉以外の情報からもその人の感情や情報を察知しているから」です。つまり、繊細さんたちは、普段接している人間たちよりも動物たちとの方が高い次元で心が通い合える、と私は思っているのです。
動物たちは、人間の表情や声、しぐさなどをよく見て聞いています。特にわんちゃんは、飼い主さんの行動や言葉、表情に敏感です。涙を流すと近づいて寄り添い、「大丈夫?」と言わんばかりにぺろぺろ舐めてくれたり、楽しい時は一緒に喜びを分かち合えることがしばしばあります。
こういった人間に近しい動物から助けを得ることも、自分を回復させるために大切なことなのです。
一人で考えても同じことの堂々巡りになり、誰かに話を聞いてもらっても、自分の軸からかけ離れていたり。そんな時は「自分のための時間」を過ごし、自分に合ったリラックス方法で自分を回復させることが大切です。
まだ、その方法が見つからない、わからないという方には、ぜひはじめの一歩として今日ご紹介した方法をお試しいただければと思います。
今日はここまで。
素敵なリラックス時間をお過ごしくださいね(^^)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた近いうちにお会いしましょう。
CHIKAKO
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